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壁面緑化 Q&A

地域・生育環境

Q4-01
場所によってメンテナンスは変わりますか?
A4-01

地域・高低・方位・屋内外など様々な状況があります。屋外の場合は、その地域の気候環境にあった植物を植えることがメンテナンスを容易にします。高所につきましては、(Q2-04)の項目を参照下さい。メンテナンス方法については、気象・樹種や方位にあわせて内容(剪定・施肥・害虫駆除・灌水量など)を考慮するとともに、壁面緑化の設置工法や設置場所の状況に合わせて、メンテナンスの作業手順を考えておくことが大切です。

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Q4-02
光のあまり当らない場所の緑化はできますか?
A4-02

耐陰性の植物を用いることがまず大切です。全く光が当たらない場所では無理ですが、多少光が差し込む時間が確保される場所であれば、植栽は可能と思われます。また、朝日の当たる場所が望ましいと言われています。つる植物には耐陰性の高いものが多いと言えます。へデラ・カナリエンシス、 へデラ・ヘリックス、ビナンカズラ、テイカカズラ、キヅタなどです。葉が斑入りの植物はやや耐陰性に劣りますので、避けるようにして下さい。

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Q4-03
寒冷地で壁面緑化は出来ますか?
A4-03

気候条件に合った植物(自生種)を用いれば、壁面緑化は可能と思われます。よって、寒冷地においては落葉樹が中心となると判断されます。
弊社の緑化パネル式による壁面緑化に関しては寒冷地での実績がないことから、土壌の凍結などが発生した場合の状況など、寒冷地事情に即した情報は今のところご紹介できません。

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Q4-04
ドライエリア(日が射さない)に設置したいのですが、可能でしょうか?
A4-04

屋内のアトリウムや室内と同様にドライエリアは、屋外よりも照度が低いことと、自然風の吹込みがなく、降雨が掛かりにくいため、葉の病気にかかりやすいなど植物の生育条件がより厳しいことをご理解ください。その上で、ドライエリアでも耐える植物の選択や、人工光などの補助施設、葉水を与える潅水設備の導入、または、頻度の高いメンテナンスを用いて壁面緑化を含む緑化施設を導入することは可能です。

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Q4-05
室内に壁面緑化したいのですが、可能でしょうか?
A4-05

屋内のアトリウムや室内は、屋外よりも照度が低いことと、自然風の吹込みがなく、降雨が掛かりにくいため、葉の病気にかかりやすいなど植物の生育条件がより厳しいことをご理解ください。その上で、屋内でも耐える植物の選択や、人工光などの補助施設の導入、または、頻度の高いメンテナンスを用いて壁面緑化を含む緑化施設を導入することは可能です。

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Q4-06
西面や北面などでも壁面緑化できますか?
A4-06

できます。ある実験によると、南面、東面に比べて、西面、北面の壁面の方が植物の生育が良好であったといいます。これは、西面、北面の壁面の方が熱環境や水分の条件が植物に適していたと考えられます。

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Q4-07
海に近い(塩害)場所ですが、適した工法や植物はありますか?
A4-07

港湾部では、潮風による塩害を受けるだけでなく、植栽基盤の大半が埋立地であり、植物の生育障害を引き起こす要因が多くあります。塩害への対策工法としては、植物の葉に直接潮風が当らないよう防風対策を行うことと、葉の潮を洗い流す葉水用潅水設備の導入が考えられます。また、植栽基盤の生育障害を取り除く植栽基盤整備も考えられます。適した植物としては、耐潮性のあるテイカカズラ、フウトウカズラ、イタビカズラ、オオイタビ、ツルニチニチソウなどがあります。またプランタータイプや早期型壁面緑化では、耐潮性のある地被植物の導入が考えられます。いずれも耐潮性、気候、土壌、微気象など使用する植栽材料は様々な環境の制約を受けます。

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